連邦準備制度理事会(FRB)の決定が迫る中、新月は低調なスタートで先物相場が下落

米株式市場は、投資家がテクノロジー企業の業績不振を織り込み、本日の四半期リファンド発表、FRBの金利決定、FRB議長が利下げ延期を示唆するとみられるパウエル議長の記者会見に備え、2日連続で下落する見通しとなった。S&P500先物は0.4%下落、ナスダック100先物はニューヨーク時間午前7時40分時点で0.8%下落し、労働組合や政府機関の賃金上昇による雇用コスト指数(賃金と福利厚生の指標)の上昇や、2022年以来の最低水準に落ち込んだ米消費者信頼感指数の下落を市場が消化する中、火曜日からの下落が続いた。欧州のストックス600指数は、休日で取引が薄かったため小幅下落した。ブルームバーグ・ドル指数はほとんど変わらず、2年国債利回りは6カ月ぶりの高値付近を維持した。金は昨日の暴落から回復したが、ビットコインは回復せず、欧州の売りに押されて6万ドル以下に下落した。忙しい日程で、FOMCのほかに、4月のADP雇用者数(午前8時15分)、4月の米国製造業PMI(午前9時45分)、3月の建設支出とJOLTS求人数、4月のISM製造業(午前10時)も予定されている。
Source: Zero Hedge

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